
こんにちは。企画担当 しょーじです。
令和7年度の補正予算案として、12/1(月)に住宅省エネ2026キャンペーンの予算3,780億円が閣議決定されました。
これにともない、2025年で終了が懸念されていたリフォームに対する大型補助金が2026年(令和8年)も継続実施となります!
詳細は今後順次発表となりますが、現時点で判明している概要を以下にまとめます。
(本記事は2025年12月18日時点の公表情報に基づき作成しており、今後変更になる可能性があります)
住宅省エネ2026キャンペーンの概要
住宅省エネキャンペーンは、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して行われる「住宅の省エネリフォーム支援」のことで、省エネに寄与するリフォームに対し、補助金が交付となる3つの事業の総称です。
| 補助事業 | 最大補助額 | 補助の対象者 | 補助対象となる住宅 | 対象工事期間 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 100万円 | 対象工事を実施する すべての世帯 |
規定なし | ・2025/11/28以降に着手 ・2026/12/31までに完工 |
| みらいエコ住宅2026事業 | 100万円・80万円 | 平成11年基準(次世代省エネルギー基準)を満たさない住宅 | ||
| 給湯省エネ2026事業 | 17万円 | 規定なし |
2025キャンペーンとの違いは?新たに「みらいエコ住宅2026事業」が創設
住宅省エネ2025キャンペーンからの変更点について。大枠は以下の2点です。
先進的窓リノベ:補助額の引き下げ/特大サイズの追加
先進的窓リノベ2023~2025事業の最大補助額が200万円だったのに対し、2026事業では100万円へと引き下げ。
実施工事毎の補助額についてもおおむね20%程度減額となっています。
また、窓の大きさの区分に「特大」サイズが追加されました。
新設!みらいエコ住宅2026事業
子育てグリーン住宅支援事業の後継事業として「みらいエコ住宅2026事業」が新設。
補助対象の建物について、「平成11年基準(次世代省エネルギー基準)を満たさない住宅」であることが条件となりました。
リフォーム前後の省エネ性能により4つに区分され、それぞれ補助の上限額が異なる仕組みです。
みらいエコ住宅2026事業の概要

GX志向型住宅など省エネ性能が高い住宅の新築ほか、住宅の省エネリフォーム等に対しても補助金が交付されます。
補助対象が重複しない場合は「先進的窓リノベ2026事業」など他の補助金との併用も可能です。
最大補助額
リフォーム前後の省エネ性能により補助の上限額が異なります。
※画像提供:LIXIL
補助の対象となるリフォーム工事
【必須工事】:住宅の省エネ改修
①開口部の断熱改修
②躯体(外壁・屋根・天井)、床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
※既存の建物の省エネ性能により、補助対象となる必須工事および性能要件が変わります。
【附帯工事】:その他の工事
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
※附帯工事は「必須工事」とあわせて行う場合にのみ補助の対象となります。
補足事項
・補助額合計5万円以上から申請可
・住宅省エネ2026キャンペーンの他事業で補助を受けている場合、それぞれ以下として扱う
└先進的窓リノベ2026事業:必須工事①開口部の断熱改修
└給湯省エネ2026事業:必須工事③エコ住宅設備の設置
みらいエコ住宅2026事業:どんなリフォームでいくらもらえる?

では、どんなリフォームでいくら補助金をもらえるのでしょうか?
気になる各工事の補助額について、残念ながら12/26現在まだ発表になっていません。
情報が入り次第、こちらのブログでもお伝えさせていただきます。
先進的窓リノベ2026事業の概要
既存住宅の窓やドアの断熱性能を高めることにより、冷暖房費の負担軽減やCO2排出削減への貢献を目的とした補助制度です。
2026事業においても、おおむね50%相当の補助率となります。
最大補助額
100万円/戸
補助の対象となるリフォーム工事
熱貫流率等、一定の基準を満たす以下の工事
・内窓の設置
・窓(ガラス/サッシ)の断熱改修工事
・ドアの断熱改修工事
ドアの断熱改修工事については、窓の改修と同一契約内、かつ開口部に取り付けられているドアのみが補助対象となります。
(室内ドアは補助の対象外)
補助額の一例と2025事業との比較
補助額は、住宅のタイプ(戸建・低層集合住宅・中高層集合住宅)、工事内容、窓の大きさや性能区分(熱還流率)のグレードによって変わります。
補助の一例として、以下は戸建住宅におけるS・Aグレードの補助額の2025事業との比較です。
窓の大きさの区分に「特大」サイズが追加され、内窓についてはAグレードが対象外となりました。
※画像提供:LIXIL
集合住宅やその他グレードの補助額については、以下をご参照ください。
※環境省公表資料より
給湯省エネ2026事業の概要
家庭でのエネルギー消費割合が大きい給湯分野について、高効率給湯器の導入支援、普及拡大をねらいとする事業です。
賃貸住宅のオーナーを対象とした「賃貸給湯省エネ」事業もありますが、ここではおもに自宅のリフォームに使える「給湯省エネ」事業についての概要をご説明します。
最大補助額
17万円/台
※補助の対象となるのは、戸建住宅:2台まで 共同住宅等:1台
補助の対象となるリフォーム工事
一定の基準を満たす、高効率給湯器(ヒートポンプ給湯機・ハイブリッド給湯機・家庭用燃料電池)の設置
※経済産業省公表資料より
高効率給湯器導入にともなう旧設備撤去への加算
高効率給湯器の導入にあわせて蓄熱暖房機・電気温水器を撤去する場合には、以下の補助が加算されます。
① 蓄熱暖房機の撤去:4万円/台(上限2台まで)
② 電気温水器の撤去:2万円/台(高効率給湯器導入により補助を受ける台数まで)
※エコキュートの撤去は加算対象外
住宅省エネキャンペーン:補助金申請の流れと注意点
補助金申請のおおまかな流れと注意点などについてご説明します。
補助金申請の流れ

申請におけるポイントと注意点
・補助金を受けるには、住宅省エネ2026キャンペーン登録事業者との工事請負契約が前提となります。
・補助金の交付申請は、施工を担当するリフォーム事業者等が書類を取りまとめて行います。
・交付申請の受付は工事完了後が基本ですが、事前の予約申請も可能です。
・補助金はリフォーム事業者等に振り込まれた後、お客さまへ還付となります。
※補助金の還元方法は以下のいずれかとなるため、①で対応可能な業者であれば、上図の精算タイミングが補助金の交付後となります。
①契約代金(最終支払)の一部に充当
②現金の支払い(契約代金を精算済みの場合に限る)
住宅省エネ2026キャンペーン 補助金の開始はいつから?
公表資料によると、申請の受付開始時期は例年と同様に3月下旬~の予定となっています。
<対象工事期間>
・2025/11/28以降に着手
・遅くとも2026/12/31までに完工(予算の上限に到達次第、申請受付終了)
<申請受付期間>
・2026年3月下旬~ 予算上限に達するまで(遅くとも2026/12/31まで)
補助金リフォーム・リノベーションはアービック建設にお任せください!
ご紹介した内容は一例で、かつ、各制度の適用を受けるには細かな条件があります。
補助金を活用したリフォームをご検討中の方は、お早めにリフォーム事業者等へ相談・ご準備されることをおすすめします。
アービック建設は、申請実績年間100件以上の補助金に強いリフォーム会社です!
補助金リフォームに興味がある方・ご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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