リニューアル事業部の貴戸です。本日は10月中旬から施工中の大規模修繕工事の現場の様子を紹介します。
台風はなんとか過ぎ去ってくれましたが、これからは気温も低くなり雪の季節の到来です。大雪の際には、屋根にしばらく雪が残るため溶けだしたものが、じわじわと屋上のちょっとしたクラック(ひび割れ)から染み込み最上階のお部屋に漏水することがございます。そんな事態を未然に防ぐため、我々リニューアル事業部は、日々地元市川の建物のメンテナンスで忙しくさせて頂いております。
本日は防水改修工事の様子です。今回は塩ビシートによる防水改修工法を選定しました。塩ビシートのメリットはなんといってもその優れた耐久性です!紫外線や熱に対して耐久性があり、屋上防水の天敵は実はカラスなんです。その立派な口ばしで防水層に穴をあけてしまうんです。そんな外的要因に対しても強い強度を誇っております。
この円盤はなんだか分かりますでしょうか?実は防水工事に使用する材料なんです。簡単に説明しますと、この円盤を平面部に均一に並べ、ボルトで固定します。その上に防水シートを敷き、専用の機械で加熱することで、このディスクとシートを接着させて固定します。この工法の前は塩ビシート防水は全体的に接着剤で張り付けておりました。それですとリフォーム工事の場合、既存の防水層や下地の不陸などの状況によって施工が難しいことがありました。
ディスクの上に塩ビシートを敷き込んだ様子ですこれを1平方メートル当たり2枚程度設置します。
この現場は12月下旬の工事完了に向けて工事中で、まだまだ始まったばかりです。一括りに大規模修繕工事といっても、この様に様々な工事がございます。今後もいろいろな現場をご紹介しますので楽しみにして頂ければ幸いでございます。