こんにちは、アービック建設 渡部です。
先般発生した台風15号による、雨漏れ診断・調査・修理のお問い合わせを多数、頂いております。
弊社アービック建設では、6年前よりFLIR社製、高性能サーモグラフィカメラT640を雨漏り診断・調査で活用させて頂いております。
今回の台風調査事例をご説明させて頂きます。
■事例1(市川市 鉄骨造 工場)
工場室内の可視画像です。赤外線カメラでは、物質の「温度」を「画像」に変換する事が可能です。
雨漏れ調査の場合、雨水で濡れた物質や建材から水分が蒸発(気化)する際、周辺の温度を下げる為、
その温度分布の「異常箇所」を赤外線サーモグラフィカメラで「探して」漏水、の原因を特定していきます。
上記、工場高窓付近より、雨漏れしております。床面から高さ6m以上にある場所なので、触診(手で触る)目視では、確認できない場所です。
矢印部分に周辺より温度の低い箇所があり、雨漏れが発生した事がわかります。
肉眼、手で触る等ではわからない、「極めて微量」な雨漏れも発見する事が可能です。
■事例2(市川市 木造 住宅)
台風による雨漏りで室内へ漏水。原因箇所、以外から雨漏りしていないか、外壁・防水を赤外線カメラを使用して調査診断を行いました。
目視ではわからなかった別の場所からも、雨漏れしている事が赤外線サーモグラフィカメラによる調査で判明し、この建物は複数個所から雨漏れしている事がわかりました。
このように、従来、調査する担当者の経験・技量で原因の特定をしていましたが、赤外線カメラを使用する事により、客観的に調査する事が可能になりました。
調査、診断は無料で実施しております。お気軽にお声かけください。