子育て世代のマンションリノベーション【造作編】

施工前の和室側収納です。押入が右側にあります。収納を増やしたいという事で、和室と隣接している洋室の収納と和室の収納を和室側にして、クローゼット収納にするという内容です。

和室の隣の洋室側の収納です。左側は和室の押入がある部分です。こちらの洋室の収納は新しくクローゼットを廊下側に造作することにしました。

施工中です。両方の収納を解体し、空っぽの状態にしました。洋室側の収納があった場所にはすべて撤去したので壁が無い状態です。

洋室側から見るとこんな感じです。天井まで壁が無い状態になりました。廊下側の収納ギリギリまで壁をカットしています。

壁を造る為に下地を入れていきます。床の部分にも木材を組んで造っています。下地の位置がいまいちだったので和室側のボードはすべて外して端から綺麗に壁を造り直していきます。

下地が出来たら石膏ボードを下地に打ち込んで固定します。そうすると壁の完成です。後は建具を設置する位置を決めて取り付ければ収納の完成です。

完成した収納です。天井ギリギリまで高さのある建具なので収納量もバッチリです。

施工前です。洋室の床が一部屋だけカーペットになっていたのでカーペットを剥がしてフローリングに張り替えました。

施工後です。床がフローリングになったことで元々設置されていた白いクローゼットとの一体感が出ました。出窓もあるので少し暗く感じていた部屋が床の木の色で明るく暖かく感じます。

カウンター下収納の造作前です。お子様の絵本を収納したいという奥様からの依頼で棚を造作してカウンターの下に固定することになりました。

完成した収納棚です。棚の高さは変更できるようになっているので自分で本の高さに合わせて変えることが出来ます。

それぞれの部屋にアクセントクロスを一面入れているので落ち着いた色や可愛らしい柄にしていてお施主様のセンスが凄く出ていました。

リビング、和室は落ち着いた茶色系のクロスにしているので白い空間に一面だけ茶色がある事で大人っぽい雰囲気の部屋になります。

アクセントクロスの位置は家具の配置、面の長さで決めるのが王道なのでリビングだとテレビを設置する箇所に使う方が多いですね。

何度も現場でココは？こっちは？とお施主様と打ち合わせをして位置、色を決めたので悩んで悩んで完成した新居を喜んで頂けて良かったです。