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こんにちは。広報担当 しょーじです。
昨年11/29(金)の閣議決定を受け、速報をお伝えしておりました住宅省エネ2025キャンペーンですが
2/7(金)にようやく…!「子育てグリーン住宅支援事業」の詳細が発表になりました!
一部の設備では、昨年の子育てエコホーム支援事業よりも補助額が増額となっています。以下にあらためて概要をまとめます。
※本記事におけるグリーン住宅支援事業の内容は、2025年2月7日時点の国土交通省による公表情報に基づき作成しており、今後変更になる可能性があります。
おさらい:住宅省エネ2025キャンペーンの概要
住宅省エネキャンペーンは、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して行われる「住宅の省エネリフォーム支援」のことで、省エネに寄与するリフォームに対し、補助金が交付となる3つの事業の総称です。
2023年・2024年にも同様のキャンペーンが実施されましたが、2025事業は予算総額も過去最大規模の4,230億円にまで引き上げられています。
補助事業 | 最大補助額 | 補助対象 | 対象工事期間 |
先進的窓リノベ2025事業 | 200万円 | 世帯を問わず、対象工事を実施する リフォーム |
・2024/11/22以降に着手 ・2025/12/31までに完工 |
子育てグリーン住宅支援事業 | 40万円・60万円 | ||
給湯省エネ2025事業 | 20万円 |
新設!子育てグリーン住宅支援事業の概要
子育てグリーン住宅支援事業とは?
子育てエコホーム支援事業の後継事業として、新たに創設された制度です。
“子育て”とありますが、リフォームの場合は対象工事を実施する全世帯が対象で、400億円の予算が計上されています。
子育てエコホーム支援事業では、子育て世帯や若者夫婦世帯などの世帯特性に応じて補助が加算となっていましたが、子育てグリーン住宅支援事業では、リフォーム工事の実施内容によりSタイプ・Aタイプに区分され、補助上限が変わる仕組みです。
最大補助額
メニュー区分により補助の上限額が異なります。
*Sタイプ
必須工事3種をすべて実施:上限60万円/戸
*Aタイプ
必須工事3種のうち、2種を実施:上限40万円/戸
子育てグリーン住宅支援事業:どんなリフォームでいくらもらえる?
では、どんなリフォームでいくら補助金をもらえるのでしょうか?
補助の対象となるリフォーム内容について、おおまかにご説明します。
補助の対象となるリフォーム工事
補助金をもらうためには、以下の必須工事を2種以上実施する必要があります。
また、附帯工事は「必須工事」とあわせて申請を行う場合にのみ補助の対象となる点、注意が必要です。
【必須工事】:住宅の省エネ改修
①開口部の断熱改修
②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
【附帯工事】:その他の工事
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
補足事項
・補助額合計5万円以上から申請可
・住宅省エネ2025キャンペーンの他事業で補助を受けている場合、それぞれ以下として扱う
└先進的窓リノベ2025事業:必須工事①
└給湯省エネ2025事業:必須工事③
【必須工事】:住宅の省エネ改修
ここからは気になる補助額等について、ひととおりお伝えしていきます。
ですが、実際に補助を受けるには、採用商品その他の要件を満たす必要があります。
詳細はリフォーム会社へ確認・ご相談いただくのが早くて確実です。
①開口部の断熱改修
開口部の熱貫流率が一定の基準値以下となるように実施する、ガラス交換/内窓設置/外窓交換/ドア交換など
(沖縄県などの一部エリアは、熱貫流率ではなく日射熱取得率が要件)
改修内容 | ガラス交換 | 内窓設置 | 外窓交換 | ドア交換 | ||||
サイズ区分 | 面積 | 補助額/枚 | 面積 | 補助額/箇所 | 面積 | 補助額/箇所 | 面積 | 補助額/箇所 |
大 | 1.4㎡以上 | 14,000円 | 2.8㎡以上 | 17,000円 | 2.8㎡以上 | 34,000円 | 開戸 1.8㎡以上 引戸 3.0㎡以上 |
49,000円 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
10,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
13,500円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
27,000円 | ー | ー |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 |
4,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
11,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
22,000円 | 開戸 1.0㎡以上 1.8㎡未満 引戸 1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
43,000円 |
【補足】熱貫流率:一定の基準値について
補助の条件となる熱貫流率の基準値は、お住まいの地域や建物の区分によっても異なります。
補助金申請に使える商品の性能も、地域で変わってくるということです。
下表はその基準をまとめたもので、地域区分は「省エネ基準地域区分」を指します。
省エネ基準地域区分とは、建物の省エネルギー性能を評価するために気候条件などに基づき全国を8つの地域に分けた区分のことで、この区分をもとに、推奨される断熱材の厚さや窓の性能などが定められています。
アービック建設の対応エリアである市川市周辺は、6地域です。
その他、市区町村ごとの詳しい区分は、マグ・イゾベール株式会社様のサイトに見やすくまとまっています。
*地域区分ごとの熱貫流率の基準値(W/m²・K)
建物区分/地域区分 | 1~2地域 | 3地域 | 4地域 | 5~7地域 | 8地域 |
戸建て | 1.9 | 1.9 | 2.3 | 2.3 | ー |
集合住宅 | 1.9 | 2.3 | 2.9 | 2.9 | ー |
②躯体の断熱改修
一定量以上の断熱材を使用する断熱改修が補助の対象となります。
規定の最低使用量は、建物区分や使用箇所、断熱材の区分毎に異なり複雑なため、詳しくはリフォーム会社へのご相談をおすすめします。
使用箇所 | 外壁 | 屋根・天井 | 床 |
補助額 | 169,000円/戸 (84,000円/戸※) |
60,000円/戸 (30,000円/戸※) |
105,000円/戸 (52,000円/戸※) |
※( )内の数字は、部分断熱の場合
③エコ住宅設備の設置
・太陽熱利用システム :30,000円/戸
・節水型トイレ :21,000円/台(掃除がしやすいタイプは+2,000円)
・高断熱浴槽 :32,000円/戸
・高効率給湯器 :30,000円/戸
・節湯水栓 :6,000円/台
・蓄電池 :64,000円/戸
【附帯工事】:その他の工事
④子育て対応改修
*家事の負担軽減に役立つ設備の設置
・ビルトイン食洗器 :25,000円/戸
・掃除がしやすいレンジフード :13,000円/戸
・ビルトイン自動調理対応コンロ :15,000円/戸
・浴室乾燥機 :23,000円/戸
・宅配ボックス :11,000円/戸※
※集合住宅の場合は、20を上限とするボックス数に対しての補助
*キッチンセットの交換をともなう対面化改修
・基準を満たす対面キッチンへの交換 :91,000円/戸
※前項レンジフード・コンロの補助とは併用不可
*防犯性を向上させる開口部の改修
改修内容 | 外窓交換 | ドア交換 | ||
サイズ区分 | 面積 | 補助額/箇所 | 面積 | 補助額/箇所 |
大 | 2.8㎡以上 | 37,000円 | 開戸 1.8㎡以上 引戸 3.0㎡以上 |
53,000円 |
中 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
26,000円 | ー | ー |
小 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
22,000円 | 開戸 1.0㎡以上 1.8㎡未満 引戸 1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
38,000円 |
*防音性を向上させる開口部の改修
改修内容 | ガラス交換 | 内窓設置 | 外窓交換 | ドア交換 | ||||
サイズ区分 | 面積 | 補助額/枚 | 面積 | 補助額/箇所 | 面積 | 補助額/箇所 | 面積 | 補助額/箇所 |
大 | 1.4㎡以上 | 11,000円 | 2.8㎡以上 | 12,500円 | 2.8㎡以上 | 25,000円 | 開戸 1.8㎡以上 引戸 3.0㎡以上 |
36,000円 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 |
8,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
10,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 |
20,000円 | ー | ー |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 |
3,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
8,500円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 |
17,000円 | 開戸 1.0㎡以上 1.8㎡未満 引戸 1.0㎡以上 3.0㎡未満 |
32,000円 |
⑤防災性向上改修
*防災性を向上させる開口部の改修
改修内容 | ガラス交換 | 外窓交換 | ||
サイズ区分 | 面積 | 補助額/枚 | 面積 | 補助額/箇所 |
大 | 1.4㎡以上 |
18,000円 | 2.8㎡以上 | 41,000円 |
中 | 0.8㎡以上 1.4㎡未満 | 12,000円 | 1.6㎡以上 2.8㎡未満 | 27,000円 |
小 | 0.1㎡以上 0.8㎡未満 | 7,000円 | 0.2㎡以上 1.6㎡未満 | 16,000円 |
⑥バリアフリー改修
・手すりの設置 :6,000円/戸
・段差解消 :7,000円/戸
・廊下幅等の拡張 :28,000円/戸
・衝撃緩和畳の設置 :21,000円/戸
⓻空気清浄・換気機能付きエアコンの設置
・冷房能力 3.6kw以上 :27,000円/台
・冷房能力 2.2kw超~3.6kw未満 :24,000円/台
・冷房能力 2.2kw以下 :20,000円/台
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
対象となるリフォーム瑕疵保険、または大規模修繕工事瑕疵保険への加入に対して
・1契約あたり :7,000円
以上が、このたび発表となった「子育てグリーン住宅支援事業」における対象リフォーム工事・補助額の概要となります。
次項からは、速報でお伝えした内容と重複しますが、「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」の概要について触れます。
先進的窓リノベ2025事業の概要
既存住宅の窓やドアの断熱性能を高めることにより、冷暖房費の負担軽減やCO2排出削減への貢献を目的とした補助制度です。
2025事業においても、引き続き50%相当の補助率となります。
最大補助額
200万円/戸
補助の対象となるリフォーム工事
熱貫流率(Uw値)1.9以下等、一定の基準を満たす以下の工事
・内窓の設置
・窓(ガラス/サッシ)の断熱改修工事
・ドアの断熱改修工事
ドアの断熱改修工事については、窓の改修と同一契約内、かつ開口部に取り付けられているドアのみが補助対象となります。
(室内ドアは補助の対象外)
補助額の一例と2024事業との比較
補助額は、住宅のタイプ(戸建・低層集合住宅/中高層集合住宅)、工事内容、窓の大きさや性能区分(熱還流率)のグレードによって変わります。
補助の一例として、以下は戸建住宅・低層集合住宅におけるS・Aグレードの補助額の2024事業との比較です。
外窓交換の補助額は変わらず。
内窓の設置はAグレードが大幅減とはなっているものの、Sグレードについては引き続き高額の補助を受けることができます。
※画像提供:LIXIL
マンションなど4階以上の中高層集合住宅の補助額については、以下をご参照ください。
※環境省公表資料より
給湯省エネ2025事業の概要
家庭でのエネルギー消費割合が大きい給湯分野について、高効率給湯器の導入支援、普及拡大をねらいとする事業です。
賃貸住宅のオーナーを対象とした「賃貸給湯省エネ」事業もありますが、ここではおもに自宅のリフォームに使える「給湯省エネ」事業についての概要をご説明します。
最大補助額
20万円/台
※補助の対象となるのは、戸建住宅:2台まで 共同住宅等:1台
補助の対象となるリフォーム工事
一定の基準を満たす、高効率給湯器(ヒートポンプ給湯機・ハイブリッド給湯機・家庭用燃料電池)の設置※経済産業省公表資料より
高効率給湯器導入の補助額と旧設備撤去への加算
設置する給湯器の種類・性能によって補助額が異なります。
また、導入にあわせて蓄熱暖房機・電気温水器を撤去する場合には、補助が加算されます。
※経済産業省公表資料より
住宅省エネキャンペーン:補助金申請の流れと注意点
補助金申請のおおまかな流れと注意点などについてご説明します。
補助金申請の流れ
申請におけるポイントと注意点
・補助金を受けるには、住宅省エネ2025キャンペーン登録事業者との工事請負契約が前提となります。
・補助金の交付申請は、施工を担当するリフォーム事業者等が書類を取りまとめて行います。
・交付申請の受付は工事完了後が基本ですが、事前の予約申請も可能です。
・補助金はリフォーム事業者等に振り込まれた後、お客さまへ還付となります。
※補助金の還元方法は以下のいずれかとなるため、①で対応可能な業者であれば、上図の精算タイミングが補助金の交付後となります。
①契約代金(最終支払)の一部に充当
②現金の支払い(契約代金を精算済みの場合に限る)
住宅省エネ2025キャンペーン 補助金の開始はいつから?
申請の受付開始時期について、昨年同様3月下旬~の見込みであることが発表になりました。
<対象工事期間>
・2024/11/22以降に着手
・遅くとも2025/12/31までに完工(予算の上限に到達次第、申請受付終了)
<申請受付期間>
・2025年3月下旬~ 予算上限に達するまで(遅くとも2025/12/31まで)
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ご紹介した内容は一例で、かつ、各制度の適用を受けるには細かな条件があります。
補助金を活用したリフォームをご検討中の方は、お早めにリフォーム事業者等へ相談・ご準備されることをおすすめします。
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