リニューアル営業部の渡部です。
本日は、市川市内、介護リフォームの現地調査にお伺い致しました。
高齢化社会の只中、お客様から介護系リフォームに関する、お問い合
わせ年々増加しております。
今日は、介護リフォームをする「前」段階のお話を。
お問い合わせのお客様から、お話をお聞きすると・・・
(例)
お風呂場で転倒して骨折した・・・
階段で転んでしまった・・・・
洋室と和室の段差で転んだ・・・
等々、住み慣れた「我が家」の中で、お怪我(事故)をなされる
ケースが非常に多い様に感じております。
あらゆる事故には、原因があり、その「予兆」が必ずございます。
これは、本日、お伺いさせていただいた住宅の階段。
赤丸部分が際立って、クロスが汚れています。・・・・
これは、先ほどの写真と反対側の階段壁。さらに強い汚れがあります。
この汚れ・・・正体は「手垢」の跡です。
利き手が右、右足の機能が低下していた為、「下り」がお辛かったそうです。
結果、階段ではなかったのですが、トイレで転倒・・・
大腿骨を骨折してしまい、リハビリ療養中との事。
(残念ながらトイレにも手摺はなかったです。)
手垢の感じから、相当、我慢してお住まいだった事が伺えます。
右足の機能は更に低下。今回の事故で治療にかかる時間と労力
ご家族の負担は更に「倍増」してしまいました。
高齢者の方がお住まいになる住居に行かれる際、「壁の手垢」を見てあげてください。
もし「壁の手垢」があったら、その場所に手摺を取り付けてあげてください。
防げない、「事故」は無いと思います。