こんにちは、営業部の志村です。
今回ご紹介する話題は台風の事についてですね。
今週の9月4日に上陸した台風21号、雨風が非常に強く関西にかなりの被害をもたらしておりネット上に上がっていた画像や動画をみてとても驚きました…関東でも被害が出ていて4日の夕方から夜にかけて凄まじい風が吹いていて家が少し揺れました。
今回の猛烈な風と雨があった台風21号ですがマンションの屋根が吹き飛んでしまったり、木がなぎ倒されたりと風の影響がほとんどでした、そんな台風の被害の中であまり話題に上がる事はあまりないものですがマンションなどに設置されている受水槽も台風によって影響を受ける事があります。
知名度は高くはありませんが受水槽が被害に遭うとそこに住んでいる住民の方々にとっては日々の生活の中でかなり重大な問題になります。
【そもそも受水槽とは?】
まずそもそも受水槽とは何か知らない方もいらっしゃるかと思います。これをよく知っている方は水道関係のお仕事に就いていたり受水槽を使っている建物の管理をしている方がほとんどですかね。
受水槽とは簡単に言ってしまえば貯水タンクのようなものですね、集合住宅に設置されている事が多い物で綺麗な水の流れている配水管から水道水を引き受水槽に貯めてそこからそれぞれのお部屋に水を送る役割をしています。
建物の屋上などの高い所にあるものは高置水槽とも言います。
↑これが受水槽です、学校に使われている所もあるので見た目であっあれかの事なのか!となる方もいらっしゃるかと。
ある意味水道管の一部のようなものなのでこれに問題が起こってしまうと居住者の方のライフラインに影響が出てしまいます。
台風などの被害であるのが、強風によって受水槽のフタが開いてしまったり破損してしまい中にゴミや虫が入り水が汚くなってしまう事です、こうなってしまうと水が使えても汚れた水しか出てこないので水は使えないものも同然になってしまいます。
停電のあとにせっかく電気が復旧して水が使えるようになっても汚れた水しか出ないとなるとこれもまた致命的です。
こうなってしまうと受水槽の修復がし終わるまで水が使えない状況になってしまいます、水を使う手段は市販のスーパーやお店で水を購入するか、災害時に設置される給水所へ水を補給しに行く方法ですね。
受水槽のフタが頑丈に出来ているとはいえ、同じく頑丈に出来ている屋根や建物の一部が今回の台風21号によって吹き飛ばされている現状をみると被害に遭う可能性が必ずしも0とは言えません。
受水槽はこういった災害に備えてもそうですが、災害だけでなく普段からも受水槽に貯める水をキレイに保つために定期的な点検・メンテナンスが必要になります。
最近はこういったメンテナンスに手間とお金がかかってしまうため受水槽を撤去して直接配水管からそれぞれのお部屋に水を運ぶ直結給水方式に変更するオーナー様も多いです、直結給水方式にすることで定期的なメンテナンスの頻度も減りますし、メンテナンス不足で受水槽内が汚れて不衛生な水を住人の方が使う事になるという不足の事態もありません。
この受水槽の撤去工事はアービック建設でも何度か施工をしたことがあります、またチラシでもこちらの受水槽撤去についてご紹介しておりますので是非こちらもご覧ください!
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施工事例でも受水槽撤去についての工事をご紹介しております!
日本に住んでいる限りこういった自然災害とは切っても切れない関係にあります、機能面に優れつつ建物を長く使うためにはこういったメンテナンスや機器を一新させる必要性が出てきてしまいます、よりよい住まいに住む、より良い住まいにしたい時のご参考に是非お使い下さい。